こんにちは。
住まいのコンシェルジュ杉野です。
今回から私が個人的に気になった不動産ニュースや、不動産にまつわるおもしろエピソードなど、定期的に掲載していこうと考えています。
第1回目の本日は、不動産にまつわる「資格」について。
不動産の資格で真っ先に思い浮かぶのがいわゆる「宅建」、正式には「宅地建物取引士」ですね。
ちなみに「宅地建物取引士」となる前は名前が少し違って、2015年までは「宅地建物取引主任者」という呼び方でした。
そのため業界の先輩方と話をしていると、略して「主任者」という言い方をよく聞きますが、どちらも同じ意味です。
そしてこの宅建、日本に数ある国家資格の中でも手軽に挑戦できるため、TVコマーシャルや街頭広告などで目にしたことのある方が多いかと思います。
宅建があまりに有名なのでその影に隠れてしまっていますが、不動産鑑定士やマンション管理士、管理業務主任者など、実は他にも資格がたくさんあります。
どれも国家資格です。
そんな中、いまにわかに注目を集めているのがこちら、「賃貸不動産経営管理士」
その名の通り賃貸物件のエキスパートとして、賃貸アパートを所有するオーナーや入居者との間に立ち、適切なアドバイスを行う人となるための資格です。
現時点ではまだ民間資格のため法的強制力のない資格ですが、いずれは国家資格化を目指して、関係団体が力を入れているそうです。
私もまさに勉強中で、実は2年前にも受験していたのですが、宅建とのダブル受験が見事に祟ってダブル不合格という憂き目を見ました。(涙)
今年はこの一本に絞り込み、日々勉強中であります。
意外と合格率は低くはなく、宅建が毎年約15%、という合格率なのに対して、賃貸不動産経営管理士は毎年50%近くの方が合格されています。
ただし、来年からは出題数が50問に増えるため、今年の受験者数は例年より多くなる→競争率が高くなる→合格率はいつもより低くなるかも?と、私は予想しております。
きちんと勉強していないと1点の差で泣いてしまう・・・ということになるかもしれませんね。(宅建試験で経験しました)
いずれ宅建取得を目指している方にとっても、かぶっている内容が多くありますから、あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは本日はこれまで。
次回も読んでいただけると幸いです。